自主制作(自社サイト)
課題
Web制作の受注実績がまだ少ない状態で、発注者に技術力を判断してもらう必要がありました。文章で「できます」と書いても検証できないので、サイトそのものを検証可能な証拠にすることを目的に設計しました。既製テーマやページビルダーで作ると「テーマの機能で作った人」としか見えないため、使わないことを前提条件にしました。
実装した内容
- 親テーマを持たない自作のブロックテーマとして構築。
theme.jsonで色・タイポグラフィ・余白をデザイントークンとして定義し、テンプレートとテンプレートパーツをHTMLで実装 - 制作実績用のカスタム投稿タイプ
worksと、使用技術のカスタムタクソノミーtechをfunctions.phpで登録。アーカイブ・個別ページのテンプレートも自作 - 外部フォント(Google Fonts等)を使わず端末標準フォントで組版。外部JS・外部CSSの読み込みもゼロにし、外部ドメインへのリクエストを発生させない構成に
- 絵文字スクリプト、jQuery Migrate、未使用のブロックライブラリCSS、不要な
wp_head出力を停止 - お問い合わせフォームのJS・CSSを、フォームが存在しないページでは読み込まないよう条件分岐を実装(トップページで約31KB・3リクエストを削減)
- キーボードフォーカスの可視化、
prefers-reduced-motionへの対応
使用技術
WordPress(ブロックテーマ / theme.json / カスタム投稿タイプ / カスタムタクソノミー)、PHP、CSS、エックスサーバー
結果(トップページ実測)
| 項目 | 値 |
|---|---|
| PageSpeed Insights(モバイル) | 99 / 100 |
| SEOスコア | 100 / 100 |
| HTML+CSS+JS(gzip後) | 20 KB |
| 外部ドメインへのリクエスト | 0 件 |
内訳は HTML 13.6KB、テーマCSS 2.9KB、ブロック用CSS 2.5KB、ナビゲーション用JS 1.1KB(いずれgzip後)です。別途、実績のサムネイル画像が遅延読み込みで入ります。LCP 1.2秒、TBT 0ミリ秒、CLS 0。計測日:2026年8月25日(PageSpeed Insights モバイル)。
この構成を採用する判断について
すべての案件で自作テーマが最適とは考えていません。更新頻度が高くご自身で大きくレイアウトを変えたい場合は、既製テーマの方が運用しやすいこともあります。ご要望を伺ったうえで、どちらが向いているかを理由つきでご提案します。
